横浜市青葉区のH様より、BMW 120i車検依頼でご入庫です。
当店にご来店前、車検見積もりで某大手のカー用品店に行ったところ、
オイル漏れの跡があるので車検が受けられないと言われたようで、
オイル漏れ修理も頼んだところ、「修理は出来ないのでディーラーに行って下さい」と
言われたそうです。
店員の言う通り、ディーラーに行ったところ、出てきた見積もり金額が約25万円だったそうで、
この金額は出せないので、色々と修理できるお店を探していたところ、
当店を知ってご連絡をいただき、ご入庫となりました。
ご入庫時に現車確認すると、オイルが漏れている個所は、
定番のオイルフィルターケースからでした。
オイルフィルターケースからのオイル漏れは2箇所のパッキンを交換すれば直りますが、
それほど難しい作業ではないのに、こんな作業もカー用品店は交換できないのか?と
驚いてしまいました。
また、ディーラーだとパッキン交換だけでの修理はせずに、フィルターケースごと交換されると
聞いた事があるので、その場合は修理代が高くなってしまいます。
他にも、定番でオイルが漏れる箇所が数か所ありますが、
確認したことろ、フィルターケース以外のオイル漏れはなかったので、
今回はオイルフィルターケースからのオイル漏れ修理で済みました。
尚、フィルターケースの下にオルタネーターやベルトがあり、
漏れを放置したり漏れがもっと激しくなると、
オルタネーターにオイルが垂れてしまい最悪オルタネーターがダメになってしまうケースがあるので、フィルターケースからのオイル漏れがある場合は、早めに修理をしましょう。
フィルターケース周辺の部品を外し、エンジンブロックからフィルターケース本体を取り外します。
フィルターケースを外すと、漏れたオイルが奥側に溜まっていました。
交換するのはこの2箇所とパッキンとなります。
エンジンブロック側のパッキンとオイルクーラーケース側のパッキンとなります。
付いていたパッキンはプラスティックのようにカチカチに硬くなっており、
パッキンの役目をしていませんでした。
パッキンは必ず純正品に交換しますが、新品のパッキンは柔らかく弾力があります。
オイルが付着していたエンジン側周面の箇所の清掃とフィルターケースの清掃をし、
元の状態に組み上げ、オイルが漏れてこないか良く確認して作業は終了です。
今回は、エンジンオイルも汚れていたので、エンジンオイルとフィルターも交換しました。
しばらく交換されていなかったようで、ブレーキオイルも汚れていたので、
交換をお勧めさせていただきました。
タンクに新油を注入しながら、4輪全ての箇所から汚れたブレーキオイルが綺麗なブレーキオイルになるまで吸い上げます。
ブレーキオイルは、エンジンオイルほどマメに交換しなくても大丈夫ですが、
2年に1回(車検時)は交換することをお勧めいたします。
そして、エアコンフィルターもしばらく交換していなかったようで、
ホコリが詰まって汚れていたので、こちらの交換もお勧めさせていただきました。
新品のフィルターと比較すると汚れ具合がよくわかります。
車を頻繁に乗る方は、1年に1回の交換、最低でも2年に1回の交換をお勧めいたします。
その他は、特に交換が必要な個所はありませんでしたので、
今回は上記の作業と車検で終了となります。
「ディーラーよりはるかに安く車検と修理ができて本当に助かりました!」と
大変喜んでいただけました。
H様、この度は、当店に車検のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。
今後も何かありましたら、お気軽にご連絡下さい!!
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